JVCAオンライン総会2021

【名称】JVCAオンライン総会2021

【主催】一般社団法人日本バレーボール指導者協会（JVCA）

【日時】2021年3月20日(土)　13:00～16:00

【方法】zoomによるオンラインで行う

【内容とスケジュール】

日程	テーマ	講師	時刻
3月20日(土)	JVCA定期総会		13:00
	会長退任のご挨拶	豊田　博(JVCA会長)	13:45
	セッション1 講義　「バレーボール指導者が知っておくべきスポーツマンシップの話」	中村聡宏(一般社団法人日本スポーツマンシップ協会代表理事)	14:00
	セッション2 講義　「ペップトーク：選手を勇気づけるコミュニケーション」	岩崎由純(日本ペップトーク普及協会代表理事、NECレッドロケッツ・コンディショニングアドバイザー)	14:40
	閉会		16:00

※都合により予定が変更になる可能性があることをご了承ください。

【セッションの内容と講師】

セッション1「バレーボール指導者が知っておくべきスポーツマンシップの話」

「スポーツの指導は選手の成長のため」とよく言われる。学校の部活動では教育の一環とも言われる。しかし、スポーツ指導において体罰やハラスメントコーチンが後を絶たない。指導者がスポーツマンシップと、それを選手たちに体現させる立場であることを理解していたら、自ら規範を示し、ルールやマナーを守らせる立場としても、体罰やハラスメントコーチングが正当化されないことにきづいてもらえるのではないだろうか。今こそ、スポーツマンシップの本質を学び、スポーツの指導の本質を学ぶ時代になっているはずである。

講師：中村聡宏氏
一般社団法人日本スポーツマンシップ協会代表理事
慶應義塾大学法学部卒。印刷会社に入社、広告、出版、印刷、WEB、イベントなど多分野の企画・制作・編集・運営等業務に従事。独立行政法人経済産業研究所では広瀬一郎上席研究員とともに、サッカーワールドカップ開催都市事後調査、「Jリーグ発足時の制度設計」調査研究プロジェクトなどに参画。また、スポーツビジネス界の人材開発育成を目的としたスポーツマネジメントスクール(SMS)を企画・運営、東京大学を皮切りに全国展開。2015年千葉商科大学サービス創造学部専任講師に就任。2018年一般社団法人日本スポーツマンシップ協会を発足し、代表理事に就任するなど、スポーツマンシップ教育を展開する。著書に「スポーツマンシップバイブル」などがある。

セッション2「ペップトーク：選手を勇気づけるコミュニケーション」

現代の指導者には選手が自分で考え、自分で問題解決できるようにしていくことが求められるようになってきた。しかし、選手の自主性を育む指導方法が、まだまだ確立されていることがなく、どう選手に接するのかが分からないという指導者も少なくない。そんな中、ペップトークの考え方が、普段の指導におけるコミュニケーションや言葉がけに大いに参考になる。これまでのネガティブな声掛けをどのように変換して選手に響く言葉にできるのか、どうやって内発的なモチベーションを高められるようになるのか、これからのバレーボール指導者にとって必須のスキルとなるはずである。

講師：岩崎由純氏
一般財団法人日本ペップトーク普及協会　代表理事
日本体育大学体育学部体育学科卒業。アメリカ・シラキューズ大学大学院体育学専攻科(アスレティック・トレーニング)修士課程修了。スポーツ・フェスティバル(コロラド・スプリングス)、ロサンゼルスオリンピック(メーカー派遣)、オリンピック・センター(コロラド・スプリングス)、フィラデルフィア・イーグルス夏合宿などへの参加を経て、NECレッドロケッツのアスレチックトレーナーに就任。アメリカのスポーツ現場で使われているコミュニケーションをまとめ、日本国内でペップトークを広める活動を行い、全国の自治体、PTA、学校、スポーツ団体、消防署などで講演会を行っている。「想いが伝わるペップトーク」、「やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉」、「心に響くコミュニケーション『ペップトーク』」など執筆も多数ある。