JVCAセミナー2015(ダグ・ビル氏)
2015年9月11日(金)に広島でJVCAセミナー2015を開催いたしました。会場はJTサンダースのご厚意により、猫田記念体育館を使用させていただきました。参加者は文字通り北は北海道から、南は沖縄まで、また、小学生バレーの指導者から元全日本監督、現全日本コーチまで、全国からダグ・ビル氏の講演を聴くために集まっていただきました。
クラスルームセッション
ダグ・ビル氏がバレーボールの歴史に存在する、学ぶべきものを持つチームを「スクール」と呼び、どのチームから何を学んだかを説明していました。6人制の世界大会が開催させれた初期のソ連の強さ、五輪種目となって最初の金メダルを獲得した全日本女子、ミュン
ヘン五輪での全日本男子、モントリオール五輪でのポーランドなどのチームから、
強いチームを作るためのエッセンスの抜き出し、アメリカ男子チームがロサンジェルス五輪に向けて何をやったか話してくれました。
また、アメリカ男子ナショナルチームのコーチである、チャーリー・サリバン氏がワールドカップの合間を縫って、指導者が常に問いかけなければいけない「なぜ」という言葉の必要性について語ってくれました。
オンコートセッション
オンコートでは腰に不安を抱えているダグ・ビル氏に変わって、まずはチャーリー・サリバン氏がゲーム形式の中でディフェンスにおける実践的な指導を披露してくれました。チャーリー・サリバン氏は練習が行われている間、ボールから目を離し、課題となっている部分を常に注視し、修正を加えていました。指導者が練習の間何を見るべきか、大きな参考となりました。
さらにダグ・ビル氏はリードブロックをどのように指導するのかをコート上で披露していただきました。ブロック指導のキーワードである「アイワーク」「フットワーク」「ハンドワーク」について、指導者の立ち位置と注視すべきそれぞれのポイントは何なのか、分かりやすく示してくれました。モデルチームとして協力していただいた広島市立沼田高等学校女子バレーボール部の皆さん、どうもありがとうございました。
オンコートセッション終了後、ダグ・ビル氏との懇親会を行い、個別の質問にも答えてもらう時間となりました。貴重な機会を作っていただいたダグ・ビル氏には心よりの感謝を申し上げたいと思います。
フォトギャラリー
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