勉強会：中学部活の地域移行について

勉強会：中学部活の地域移行について

オンラインでの勉強会を開催します。今回は「中学部活の地域移行について」と題して、4月13日(木)20時より、オンラインビデオ会議システムのzoomにて行います。企画編集委員で栃木県支部長の河内氏は現在、県高体連(バレーボール専門部ではなく本体)の事務局勤務で、中体連や行政との間で栃木県全体の地域移行のあるべき姿を模索している最中です。また、JVCA理事長の河部氏は特定非営利活動法人みなとみらいクラブの理事長という立場で、神奈川県や横浜市との間でのやり取りについて話題提供します。

その他にも、話題提供していただける方がいましたら、是非参加して、ご共有ください。子ども達にとっての、より良いスポーツ環境について考えてみましょう。

今回の勉強会のテーマについて

中学校部活動の地域移行は平成30年に文科省から打ち出され、教員の働き方改革としての議論でスタートしました。部活動で大変な中学校教員の負荷を低減しようということです。しかし、子どものためのスポーツ環境という視点が置き去りとなり、いろいろな地域で試みをしていますが、学校・教育委員会・行政・受け入れ先などの間で話がなかなか進んでいないような状況です。またそこに、中体連の大会にクラブの参加が認めらたことで、部活動の地域化と並行して、別の問題が浮き彫りとなってきました。強い公立中学校がクラブ化することで、越境させずとも優秀な選手を集められるようになったり、部活動を越えた練習時間の確保できるようになったり、中学生年代の強化型チームと、普及型チームとの垣根が、さらに高くなりそうです。

参考までに文科省のウエブページにある以下のような部活動の地域移行の資料をご覧いただくと、より理解しやすくなると思います。

運動部活動の地域連携や地域スポーツクラブ活動移行に向けた環境の一体的な整備
こちらにさまざまな資料が掲載されています。

学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン【概要】
1枚の資料で概要がまとめられています。

勉強会とは

JVCAのオンライン勉強会は、参加者からの情報提供や意見交換によって、お互いに学び合う機会にすることを目指しています(講演者のいるばあいは研修会と呼びます)。1時間～1時間半を目安にしていますが、話足りない人、聞き足りない人、より深い話をしたい人がいらっしゃる場合は、中締めした後、2次会を引き続き行う予定にしています。原則的に今後は毎月第2木曜日に行っていきます。

概要

日　時：2023年4月13日(木)20時～　(1次会は1時間～1時間半、その後2次会を予定)
方　法：zoom会議
募　集：80名まで(先着順)
参加費：会員・非会員ともに無料
備　考：こちらからのメールが、迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性もありますので、念のためご確認下さい。

 

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